はいしゃさんのおたより 発行日H14.7.1
あっ!大人の歯がはえてきた!〜混合歯列期の歯みがき方法〜
乳歯から永久歯にはえかわる時期を”混合歯列期”といいます。この時期は乳歯がグラグラしていたり新しい永久歯が顔を出したり歯並びは凸凹になります。今回はそんな歯並びに合わせた歯のみがき方を紹介します。*永久歯にはえかわる順番と歯のみがき方* 6歳(±9ヶ月) 6歳臼歯が頭を出してきます。普通に歯ブラシを口の中に入れても6歳臼歯にはあたりません。ほっぺを少し引っ張って歯ブラシを横にしてみましょう。 8歳(±10ヶ月) 前歯がはえてきます。上の前歯は少し「ハ」の字に開いてはえてきます。前歯の側面も忘れずに磨きましょう。 10歳(±16ヶ月)奥歯が段々はえかわります。乳歯が抜けた後や永久歯がはえかけの時は前後の歯に汚れが残りやすいので気をつけましょう。 12歳(±18ヶ月)永久歯にはえかわりました。歯肉の近くも忘れずに磨きましょう。 *大切な永久歯を虫歯にしないための予防* フッ素塗布:フッ素を塗ることによって歯の質を強くし、むし歯になりにくくします。 シーラント:奥歯の溝をシーラントで埋めることによってむし歯から守ります。 しかし、一番大切な予防は歯みがきです。フッ素やシーラントをしても、歯磨きをしないとむし歯になってしまいます。永久歯は一生使う歯です。むし歯にならないようにしっかり歯みがきをしましょう。