はいしゃさんのおたより 発行日H7.5.1
むし歯予防は、正しいブラッシングから
・上下の前歯が生えている→ガーゼか脱脂綿で歯を拭く(歯ブラシに慣れさせるため)
・1歳4ヶ月頃 1本目の奥歯が生えてきた→歯ブラシを使用し、寝かせみがきをはじめる。
・2歳半頃 すべての乳歯(20本)が生えそろう。→朝食後、昼食後は本人自身で。夜寝る前は、本人がみがいてあとお母さんが寝かせ磨きをする。(1日3回のブラッシング習慣をつけさせる)
<仕上げ・点検みがき>
・子供をまっすぐに寝かせる。(あぐらを組むと安定する)
・歯をよく見て確実にブラシをあてる。(歯肉、下などにブラシを当てないように)
・広がった歯ブラシを使わない(歯垢をきれいに落とすことができないだけでなく歯ぐきを傷つける)
上の前歯…上唇裏のスジ(小帯)をひっかけないように人差し指でガードする。
奥歯…人差し指で頬をふくらませる。
<仕上げ・点検みがきのポイント>
子供が1人でブラッシングできるようになるまで、むし歯は保護者の方の責任です。子供を膝まくらで寝かせると、ちょうど歯医者さんが患者さんのお口の中を診るように、くまなく見ることができます。夜寝る前の歯みがきは母と子のスキンシップを深め、むし歯予防ができるかけがえのない時間になるでしょう。
<むし歯になりやすいところとブラッシングポイント>
@上の前歯の歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目
A奥歯(臼歯)の溝の部分
B奥歯の歯と歯の間