はいしゃさんのおたより 発行日H7.8.1
子どもの歯の健康管理の一番よい方法
歯の健康管理は(子どもや保護者が)家庭で行う方法と歯科医院などで専門家が行う方法があります。
家庭では歯の質を丈夫にするためにカルシウム・リン・ビタミンなどの栄養素を多く含んだ食事をすることや砂糖の入ったお菓子を食べ過ぎないこと、また、軟らかい食品ばかりの食事にならないように心がけることが大切です。
そして家庭における歯磨きは最も重要なことです。“食べたら磨く”が基本ですが、歯を磨く時間や場所がないときはうがいをしたり、お茶や水を飲むことをお勧めします。最終的には一日一度、徹底的に歯を磨きできるだけ歯の表面がきれいな状態にする習慣を身につけることです。したがって、完全に歯を磨けない子どもは仕上げ磨きが必要となるわけです。歯のきれいなときの気持ち良さを知り、それに慣れれば歯が汚れているときの気持ち悪さを感じ自分から歯を磨くようになるでしょう。
=歯の健康管理は子供の自身が生活の中から身についた歯磨き習慣を自主的に行っていくことが一番大切です=
歯科医院で行う歯の健康管理は定期検診を行ないむし歯や歯肉炎の早期発見・早期治療をおこなうことです。また、むし歯の予防処置としては、歯の質を強くするフッ素塗布、むし歯になりなすい奥歯の溝を埋めるシーラントや、歯垢を染め出して行うブラッシング指導があります。