はいしゃさんのおたより 発行日H8.5.1
はいしゃさんでレントゲンを撮るのは何のため?
レントゲン撮影は、治療を目的とする歯に対して確実な診断をし適切な治療をすすめるために、たいへん重要な役割をもっています。見た目では、たとえ小さなむし歯でも実際レントゲンを撮ってみると大きなむし歯の場合もあります。
《レントゲン撮影の目的》
1.見た目だけでは、わからない歯と歯の間のむし歯を見つけ大きさを調べるため。(早期発見・早期治療)
2.穴のあいているむし歯の深さを調べるため
3.乳歯がグラグラして、抜けそうになった時、乳歯の下にある永久歯の様子を調べるため。
4.歯ぐきがはれてしまった時、原因を見つけるために歯の中及び根の状態を調べるため。
5.歯を強く打って、グラグラになったり血が出た時、歯にヒビが入ってないか根が折れてないか調べるため。
《レントゲンの種類》
一枚のフィルムに2〜3歯撮影する
・抜歯の場合、次の歯の生える状態を見る時
・根の状態をみる時
一枚のフィルムに歯と顎を撮影する
・全部の歯と顎の骨の状態をみる時
上下を噛み合わせた状態で5〜6歯撮影する
・歯と歯の間のむし歯を見る時
歯科で使われているレントゲンは胸部を撮るレントゲンとX線の線量は、はるかに少なく心配されることはありません。当院では、レントゲン撮影時に必ずX線防止の鉛入りエプロンをかけて行っています。また、鉛入りのフィルムを使用していますので、体にあたる線量はさらに少なくなります。
レントゲン撮影につきまして、ご不明な点などはいつでもご相談ください。