はいしゃさんのおたより 発行日H6.3.1
おやつは砂糖を控えて 決まった時間に!
おやつは成長期の子供の栄養を補う「食事」です。また楽しみであり、子供の心を育てる上では、欠かせません。でも、食べ方が悪いとむし歯の原因になります。食生活によいリズムをつくるために、おやつは時間と量を決めることがもっとも大切なことです。
おやつ=お菓子とは、限りません。たとえば季節の野菜や果物を利用する。飲み物は牛乳やお茶だけで、歯のためによく栄養面からも理想的です。また、おやつは食事の妨げにならないよう気をつけましょう。
子供が甘い味を覚えてしまったときはむし歯になりにくい甘味料を使ったお菓子を利用するのも一つの方法です。代用甘味料には、パラチノースやアスパルテームなどがあります。ただ、市販のお菓子ではふつうの砂糖をあわせて、使っていることが多いので表示を確認するようにしてください。食べ過ぎれば、甘味料に慣れっこになり、さらに甘いものを欲しがるようになる恐れもありますので、くれぐれも注意が必要です。
「食べたら磨く」がむし歯を防ぐ第一の得策ではないでしょうか。

やまうち先生より ひとこと
昨年より、新しい定期検診システムを取り入れて行なっております。日頃のお母さん方の歯磨きの熱心さに大変驚いています。しかし、この半年間を振り返ってみますと、確かに歯はきれいに磨かれていますが、歯ブラシではなかなか届かない隣接面(歯と歯の接している所)がむし歯になっているケースが多くみられます。肉眼では発見できないので、レントゲンを撮ってみますと歯と歯の接している中央部分にむし歯が黒くなってみえます。この歯と歯の間のむし歯を防ぐには、デンタルフロスやウルトラフロスをしようするのがベターです。
これらは定期検診時に指導しております。