はいしゃさんのおたより 発行日H8.6.1
シーラント…治療の一つとしてシーラントといわれる予防充填(つめる事)処置
〈シーラントとは?〉
むし歯になっていない臼歯(奥歯)の溝にプラスチック状の物を流し込んで溝をうめる事です。
〈なぜシーラントは必要か〉
臼歯(奥歯)の噛みあわせる部分は溝が細く、複雑です。そのため歯垢がたまりなすくむし歯になりやすいのです。
そこでレントゲンにより歯と歯の間及び咬む所など、むし歯がないことを確認の上、この予防充填であるシーラントを行います。
やり方は歯の溝を超音波で清掃して溝の汚れをすべて取り除いた状態で、シーラントを流し込み紫外線をあてて固まらせます。
ただし、粘着物(あめ・ガム)などをよく食べる子は、とれやすいこともあります。
このシーラントは歯を削ることがないため、お子さまにかかる負担は少ない処置です。当院では、初めて来院する子供さんに治療室の雰囲気に慣れてもらうためや怖いという恐怖感を取り除くために、行う事が多いです。
注意:
・シーラントをした当日はガム・アメなど粘着性の食べ物は控えてね!
・削ったりしていないので永久的な物ではありません。シーラントがついているか、どうか時々口の中を見てあげて下さい。