はいしゃさんのおたより 発行日H9.10.1
乳歯列のブラッシング
生後6ヶ月頃から小さな白い歯が口の中に萌えてきます。そして3才頃までに20本の乳歯が萌えそろいます。
初めて歯が萌えた時の喜び感動「この歯はムシ歯にしないぞ」という気持ちは多くのお母さんがもたれたと思います。
そのために乳幼児期から正しい歯磨きとと規則的な歯磨き習慣をつけることが、もっともむし歯にならない方法ともいえます。
ポイント@上唇小帯(上唇を上げたとき見えるヒダ)が強い(短い)ときは指で押さえて仕上げ磨きをするようにして下さい。
押さえてブラシがあたらないようにしないと子供は痛がります。
ポイントA前歯が4本萌えそろうころ ガーゼや綿棒で汚れをぬぐいとりましょう。時々くちのなかにいれてなれさせましょう
ポイントB奥歯が萌えはじめたら・・・格好だけでも一人でハブラシを持たせましょう。本人だけでは未熟なので必ず仕上げしましょう。
毎食後の仕上げが困難な場合は夜だけでもしっかり磨いてあげましょう。
ポイントC奥歯が萌えそろうころ・・・すこし時間をかけて一人で磨いて見ましょう。その後に仕上げを必ずしましょう。
歯肉の近くは口唇を排除してブラシをあてること。一番後ろの歯は横からブラシを入れて磨きましょう。
歯磨き剤の使用は豆つぶ程度です。嫌がる子は使用しなくても結構ですが使うことにより着色(歯が黄色になることは)防げます。