はいしゃさんのおたより 発行日H11.3.1
定期検診
当医院では、治療が終了して約4ヶ月後に、
@虫歯の発見・早期治療
A歯列変化の検査
Bブラッシング指導 
C予防処置などを目的として、定期検診を行っています。

@虫歯の早期発見・早期治療…歯と歯の間は、ハブラシの毛先がなかなかとどきにくいため、虫歯になりやすい所です。
目には見えない所なので、歯科検診でも虫歯をなかなか見つけることができません。そのため、発見が遅れ、
虫歯がかなり進行してしまいます。定期検診では、必要に応じてレントゲン写真を撮り、早い段階で虫歯を発見し治療することができます。
<乳歯がはえそろう3才くらいから注意が必要です。歯と歯の間は、フロス(糸ようじ)を使ってそうじしよう。>
A歯列変化の検査…6才前後から、乳歯が永久歯へと萌え変わり始めます。永久歯は乳歯よりも大きな歯が萌えてくるので、
あごの発達が悪いと、歯が重なってしまいます。ちょっとした重なりは乳歯を少しずつカットすることにより、治すことができます。
上の前歯が下の前歯のうしろになってしまっても、アイススティックを使って、テコの原理を利用すれば、矯正をしなくても治ることもあります。
又指しゃぶりといったくせも萌え変わりまでにやめられないと出っ歯になったり舌をだすくせがついてしまうので、定期的に観察が必要です。
Bブラッシング指導…歯並びは1人1人違います。歯が重なっている子、萌え変わり途中の子とさまざまです。定期検診時のブラッシング指導は
その時の本人に適した磨き方をマンツーマンでで指導します。又、お母さんにも仕上げの磨き方やポイントも指導しています。
食生活・間食などについても指導を行っています。 C予防処置…当医院は、予防処置に力を入れています。
奥歯の溝は歯垢がたまり虫歯になりやすいので、虫歯になる前にシーラントを行っています。シーラントは永久的な処置ではありませんので、
定期的にチェックが必要です。溝以外はの所は、フッ素を塗布し歯質強化をすることによって虫歯を予防します。フッ素は年に3〜4回の塗布が必要です。 
歯を定期的にチェックして、虫歯にならないように歯を守ろう!