はいしゃさんのおたより H12.9.1
歯と歯の間のむし歯
レントゲンを見ながら説明を受ける時、「むし歯がありますね」と言われて「えっ?」と思ったことはありませんか?
お子様の口の中を見ても、それらしいものはなかったのに…と思われるかもしれません。しかし、レントゲンをとる
ことによって普段見えない歯と歯の間のむし歯を発見することができるのです。レントゲンでは、むし歯の所は、
黒く映ります。ところがレントゲンをとらなくても歯と歯の間のむし歯があるかないか確認することができます。その方法とは、フロスをすることによってひっかかりや、ほつれがある場合はむし歯になっている可能性が高いです。その時は早めに歯科医院にかかることをお勧めします。あと、永久歯との交換時期に歯が抜けて、隣接する歯の横の部分が白濁していたり、ひどい時には穴があいていたりします。そこをそのまま放っておくと次に永久歯が萌えてきてその部分を隠してしまうため、むし歯が更にひどくなってしまう場合がありますので歯が抜けた時、1度チェックしてみて下さい。歯と歯の間のむし歯は、むし歯になる率が高く、又むし歯になったことがわかる時にはかなり高い進行度です。このむし歯を予防するには、フロッシング、フッ素、又隣接面シーラントを行うことが効果的です。