はいしゃさんのおたより 発行日 H13.10.1
口臭って何?
口臭は、口の中が乾燥して唾液中に新鮮な酸素がなくなったときに発生します。酸素が多く含まれている唾液は、
サラサラとしていて水っぽいのが特徴で、子どもみたいに口からあふれんばかりに唾液でうるおっている状態が理想的です。
この状態が口臭の発生しない口の中です。反対に酸素が少なくなってくるほど粘っこい唾液になって口の中もカラカラになります。
このとき口臭の正体ともいえる「揮発性硫黄化合物」や「窒素化合物」などを作り出すバクテリアが活性化して口臭が発生します。
口臭が強いときほどこのバクテリアがより活発に働いています。にんにくなどにおいが強いものを食べたわけでもないのに口臭が
気になるのはこういうことだったのです。しかし、こんなときにはだれにでも口臭があります。 
生理的口臭(だれにでもある口臭) 
@朝起きてすぐのとき 
A疲れたとき 
B空腹のとき 
C緊張したとき 
D風邪など病気のとき   
現在、口臭を気にしていてもそれが生理的なだれにでもある口臭なのかバクテリアによる口臭なのかわからないと思います。
自分の口臭の種類を知ることで今後のケアの仕方も違ってきます。当医院には「口臭測定器」がありますので気になる方は一度ご相談ください。