はいしゃさんのおたより 発行日 H14.2.1
ブリーチング(歯の漂白)
コーヒーやお茶、タバコなどの嗜好品や歯石による汚れ、また年齢とともに色素が沈着するなど歯の色が悪くなる原因はいろいろあります。このような場合、歯を白くする方法として
①超音波や圧力を使った方法
②薬剤を使った方法(ブリーチング)
③PMTC(歯科衛生士によるクリーニング)があります。
この方法の中で本格的に歯を白くしたいという方は歯の表面に薬剤を塗る「ブリーチング」という方法があります。今回はこの薬剤を使ったブリーチングについてお話したいと思います。
~ブリーチングの特徴~
・歯を削らず白くすることができる最新のテクニックです。
・短期間でほとんどの歯を白くできる(抗生物質による歯の変色は完全に白くならない場合もあります)
・厚生省の認可をとっているので副作用もありません。
・ブリーチングには「オフィスブリーチング」と「ホームブリーチング」があります。
<オフィスブリーチング>
歯科医院で行う治療で、歯の表面に薬剤を塗り、可視光線、レーザー光、高周波電流をあてることで漂白します。変色の程度により、2~4回の通院が必要です。漂白後も濃い色素、着色料入りの飲食物のために多少は元の色に戻ることもありますのでブリーチングの期間はなるべく避けてください。
<ホームブリーチング>
ホームブリーチングは歯科医師の指導の下ご自宅で行っていただく方法です。ひとりひとり自分の歯形に合ったトレー(薄く柔らかいマウスピース)を作り、そのトレーの中にブリーチングジェルを注入し、それを歯に装着して寝ている間にブリーチングを行います。一日2時間、約2週間続けます。 安全性について:ブリーチング剤は基剤として30~44%過酸化水素、あるいは5~35%過酸化尿素のいずれかが使われています。これらはもともと口の中の消毒に使われているものでその安全性についてはFDA(アメリカの厚生労働省にあたる機関)でも認められています。ブリーチング中の不快症状として歯肉が痛い、喉が少しヒリヒリする、歯がしみるという方がまれにおられます。ただしこれらの症状はブリーチングを中断するか、一時的なもので数時間で治まります。 ブリーチングを行うときの注意点:ブリーチングを行う際、上記の不快症状などが起こり得るため、小さなお子様には不向きです。当医院では永久歯に限定しています。特に矯正治療中の患者さんに対して装置を外したときに行う場合があります。料金については保険がきかないため自費となります。患者さんの都合に合った治療方法がありますのでブリーチングを行うときは歯科医師またはスタッフにご相談ください。